今日は、
MACC(Maui Art & Cultural Center) でショパン生誕200周年イベント、
トーマス・パーヴィンスさんのピアノリサイタルに行って来ました。
小学校、中学校とずっとピアノを習っていたので、ピアノの演奏を聴くのは大好きです。ハワイアンでも
ナパラパライといつも演奏している
アーロン・サラさんのピアノの音色が大好き。いつものウクレレとベースにピアノが加わるだけで曲全体が華やかになり、ところどころで引き立つピアノの音色にいつもゾクゾクしてます。
でも、一番好きなのはクラッシックなピアノソロ。ショパンやモーツァルトが好きです。でも聴くのが大好きなだけで、あんまり詳しくないです。
今回のリサイタルは、300人ほど収容できる小さなホールで、ピアニスト自身がショパンの生い立ち、彼の音楽、そしてピアノで彼の曲を弾くテクニックなどについて語り、曲紹介をして演奏をするという、一人芝居を見ているようなリサイタルでした。
実は、今回チケットを買うまで、
トーマス・パーヴィンスという名前すら知らず、インターネットで調べてもあまり情報が得られず、ちょっと不安だったんです。でも、会場でいただいたプログラムによると、クラッシクの世界では名前の知れたすばらしいピアニストだということが判明。一度、第一線から退き、オーキッドの栽培を研究していたそうです。現在は、少し演奏活動にも戻り、今回のように小さなホールで観客を楽しませているのだそうです。
演奏は、本当に本当に素晴らしかった。初めからもう感動しっぱなし。取れた席もまた絶妙な高さから彼の両手の動きを見られる位置でパーフェクト。こんなに近くでプロのピアニストの手を見ながら演奏を聴いたのは生まれて初めてでした。
最後のポロネーズは、曲が始まるや否やもう鳥肌物。さび(?)の部分の、
♪ターンタターン ボンボン タタ タタタタターン ボンボン タタ タタタタ タタタタ タンタンタンタンターン ボンボンボン♪ (←YouTube でショパン 英雄ポロネーズで検索してください。きっとあ”あーこれね”ってわかってくれると思います ^_^;)の部分は、心臓の奥をキュッと掴まれて、涙をグイグイっと涙腺の方へ絞り上げられていくような感じで、落ちてきそうな涙をこらえるのが必死でした。こんな所で泣くのは私くらいだと思って、必死にこらえていたんですが、周りを見ると目頭付近を押さえる動きをする人々がチラホラ。いい音楽は涙腺にくるんです、本当に。
トーマスさんのエチュード OP 25 No. 1 のエピソード。指だけじゃなく胸の上の筋肉から、腕全体の筋肉、手首そしてもちろん指と全部を使う曲だそうです。
英雄ポロネーズのエピソードとして、3番、4番、5番の弱い指を使ったトリルが多い、オクターブ間指いっぱい広げてフォルテッシモで音階を行き来する動きが多いので難しいんだそうです。少しピアノをかじった人にとっては、”ふむふむ” と思うようなお話がたくさんありました。
トーマスさん、10曲ほど演奏してくれたのですが、すべて楽譜なしです。全部暗譜。すごい。
今でもトーマスさんの英雄ポロネーズを思い出して、胸がキュッとなってます。もう一度見たい、聴きたいショウです。
Satoko