
なんと取れた席が一番前の真ん中。ちょうど、このハラウからシンガーとしてデビューして、大活躍中の、Kaumakaiwa Kanaka'ole の立ち位置のまん前でした。すごく、ラッキー!

キャスト全員の息遣いや表情、衣装のディーテイル、ステップのひとつひとつがよく見えて、とっても感動しました。キャストが客席に迫ってくるような時は、すごい迫力で思わずのけぞってしまいました。
ショウは全編、ハワイ語のチャントとフラカヒコで構成されていて、各場面の始まりにハワイ語でのナレーションと英語の解説がありました。ハワイ語のナレーションは、すごく自然で、流暢で、作り物の台本のあるナレーションというよりも普通の会話のようで、聞いていてとても心地よかったです。意味がわかる単語を拾って、つなぎ合わせてなんとか全体を理解しようと思いましたが、すごく速くて無理でした。英語の解説があってよかった。

チャントとフラが始まるや否や、そのエネルギッシュなパフォーマンスに圧倒され、瞬きも忘れそう、息をするのも忘れそうなくらいステージに引き込まれていきました。
キャストの発するエネルギー、スタミナ、筋肉力、そして数十曲にも及ぶと思われるチャントとフラの記憶力には、まったく脱帽しました。一曲踊ったら息が切れそうな、速いテンポのカヒコを3曲、4曲と続けて行き、その後フルボリュームのチャント。なんだか見ているだけでこちらが疲れてしまいそうでした。もちろん、キャストは汗びっしょり。呼吸も速くなっているはずなんですが、それを観客には見せないところがまた素晴らしいです。
クムの振り付けがとても独特で、直線的で力強い上半身の動きと上下の激しいカヒコのステップ、そのバランスが超伝統的なスタイルをすごく新鮮なものに見せていたように思います。舞台の演出も素晴らしかったです。

私が一番興味を持ったのは、ショウの中間辺りで見た超スローなカヒコ。珍しく女性の裏声を使って囁くように歌うチャントと、一歩のステップに1分くらい掛けて進むスーパースローなフラは、初体験でした。カヴェレというステップは、片ひざを深く曲げ、もう片方の足で弧を描くように動かすステップなんですが、曲げているほうのももの筋肉がヒクヒクしているのが見えました。それほど、筋肉力のいるものなんです。カネのダンサーの一人が、6歳くらいの女の子のキャストを肩にかかえ、このステップをしているのを見て、もう感服しました。これは本当に訓練の賜物。フラダンサーは、強くなければいけないのです!

驚いたのは、2時間のショウほとんど全編を通して、およそ30人ほどの男女のキャストが全員パートを演じていることでした。このチャントはこのグループ、ここのパートはこのグループ、という分担がなく、全員が全編を通して演じる。すなわち、全員が全チャントを覚え、全部のフラを踊るということ。そして、男性、女性というパート分けも、ほとんどありませんでした。男性っぽい力強いカヒコを女性も同じスタイルで踊るということ。フラを習っている人でしたら、いかに大変なことだということを理解していただけると思います。
また、観客席もすごかったですよー!大物クムフラたちがみんな、このショウのために足を運んでいました。ケアリイ・レイシェル、ナプア・クレイグ、ホクラニ・ホルト、パリ・アフエ、サニー・チンもオアフから来ていましたよ。余談ですが、おもしろいことに、ここに名前の載っているクムフラたち、みんなFacebook してるんですよ。Kaunakaiwa もです。
本当に、素晴らしいパフォーマンスでした。多分、日本公演もあると思うので、その際は、迷わず出かけてください!絶対に見逃せないショウです!
Holo Mai Pele のストーリーは、PBS のサイトで紹介しています。
Satoko


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